トラちゃん
mimosaさんのブログで、娘さんの学校で、子猫の貰い手を捜しているという記事がありました。
子猫の運命が、明るいとは、何故か思えません。
1~2匹ならまだしも、8匹は多すぎます。
♡猫一話
昔、我が家と何故か縁のある、1匹の猫の思い出を書きたいと思います。
その猫は、トラ猫で、どちらかといえば、風来坊でした。
何時も我が家の猫のご飯を食べ、始終遊びに来ていました。
抱かれることは嫌いで、自由気まま、毎日来ていたのに、半年ほど姿を見ないまま、秋がきました。
大きなお腹をした、トラを道路上で見かけ、「トラ!」と声をかけたら、その日から、また我が家に来るようになり、夫の顔をなめて甘えるんです。
食事は我が家で食べる日々が、はじまりました。
そのうち、トラのお腹がぺッタンコになり、「どこで、赤ちゃん、産んだんや?」と聞いたんだけど、答えることもなし。
寒い日、しぐれて、雪が降り凍るような夜、トラは夫の枕もとに座りました。
「子供、連れてきていいぞ・・」
トラは急いで出かけました。
まず1匹、2階で寝ている夫の枕もとに、運んできました。
それから、私を起こし、段ボールにタオルを敷いて、準備をしてあげました。
朝、覗いたら、2匹いました。
仕事から帰ったら、5匹いました。
それから、しばらくのあいだは、子育てをバッチリし、2か月ほどしたら、プイと出て行ってしまいました。
この家は子供に、トラには、まだ帰る家があるようです。
子供は、きれいなオスで、友達が2匹もらってくれました。
また、数か月過ぎ、我が家に顔を見せるようになり、出たり入ったりしていたけど、悪いものを食べたのか、苦しんだと思ったら、亡くなってしまいました。
我が家は、国道のそばにあり、子供たちは、2年と生きることもなく、みな交通事故で亡くなり、子孫はいなくなりました。
利口な猫らしい猫、母性の強い猫、本来は、抱かれることなんて嫌いなのに、面倒をみてほしいときは、平気で甘える猫、打算的な猫、人の言葉が分かる猫、すごい奴でした。
今、飼っている猫ちゃんは、おっとりしているだけの、お馬鹿さん。
箱入り娘です。
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