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2012年10月 3日 (水)

腰の曲がったお婆さん

セカンドハウスの近所に、腰が90度曲がったお婆さんが住んでいました。

最近はお眼に掛かることもなくなりましたが、田舎の働き続けて生きてきた生活がその体を作ってしまった典型のような方です。

歩くのも早いし、姿を見るときは何時も働いていました。

 

過去形になっているのは、そのお婆さんは今年夏前にこの地を離れたからです。

と言っても、今住んでいるところも同じ地区にあり、セカンドハウスの近所に少しばかりの自分で山肌を耕して作った畑があるので、そこに時々来るのです。

姿は見かけます。

 

どういうきっかけだったか、娘たちが越してきた端から、このお婆さんはよく玄関に訪れました。

孫に、汚れてしまった絵本を、おもちゃを届けてくれたり(お婆さんの孫の物)野菜をくれたり、私も何となく話したりもしていました。

 

ある日、電動自転車に乗って買い物へ行く途中に転倒、もう歩けないのではと思っていたけど、奇跡的な回復、車椅子に乗りながらも、這いずって畑の世話をしているのです。

手は事故で不自由になり、縛ることや切ることは、娘が呼び出されてお手伝いに行っていました。

その頃の家は、同じ組に属していたし遠くはないので、むしろお年寄りの面倒をみてあげてる娘を誇らしく思ったり、出来ることはしてあげなさいと奨励もしていました。

分からない手続きも娘に聞きに来る、信頼もしていたようです。

 

前に言ったように、今年の夏前に引っ越されました。

同じ町内の、違う地域に家を借り生活を始めました。

でも相変わらず、娘にお手伝いを頼みに来るのです、それも前は軽い手作業だったのに、今は車で運ぶ仕事、例えば錆びだらけのトタン板を運ぶとか、雨に濡れたモミを運ぶとか、娘は嫌がっています。

だって、一応ボロ車だけど普通車です、車内に入れて運ぶような物じゃないです。

その上、「電話番号を教えて欲しい。頼むのに必要だから・・・」って、それ図々しくないですか?

頼まれれば、断ることなんて出来ません。

今日も電話で呼び出されてでかけました。

お手伝いは仕方がないけど、他人です、せめて大きなお孫さんがいるのだから、そちらにしてもらって欲しいです。

言ってもしてくれん、そういう問題じゃないよね。

 

何でもいいけど可哀そうなお婆さん、見てるとその後ろ姿が哀れに思います。

お婆さん、もうそんな身体で働くの止めなよ、国は身障者だもの、面倒みてくれるよ。

そう言いたいです。

 

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