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2013年7月27日 (土)

事件・・・男のこと

私と同じ年齢のこの男は、わずか数世帯両手では余るけれど、数えることが出来るほど村民の中で、どんな日々を過ごしていたのだろう。

病弱の両親の面倒をみるために、生まれ故郷のこの村に帰り、家も新築してこの村で生を全うしようと決めていたのに、村民から輪に入ることを拒否され、村の行事は参加することも出来なかった。

村民から言わせれば、その話の中で男の方が頑なだったというけれど、せめて家族がいれば別の意味ですんなり入っていけたのに、1人者の男が、もう出来上がった家族のような集団の中にに入っていくのは、かなり難しいハードルだったと思われる。

「孤立しています。」と相談された警察は、どんなアドバイスをして、彼の悩みを救ったのか・・・・世間一般的などうでもいいことを話したんだろうな。

 

「しかと」私の言葉で「ハバ」公用語では「村八分」っていうんでしょうね。

学校で言えば、「いじめ」です。

 

この男の孤独を感じたのは、飼っていた犬を譲り受けに行った女性の言葉でした。

「この犬の目が、おやじそっくりだったから。」そう言って引き取ったそうです。

男が、この村で唯一心に鎧を着ずに話していたのは、このゴールデンリトリバーだけだったかもしれない、それを10年も続けていたとしたら・・・・。

犬の目は優しく、人に攻撃するようなところはなかったから、大事に育ててもらっていたでしょう。

 

村おこしの提案もしたのに、拒否をされました。

村に受け入れてもらいたい、本音ではそう思っていたのに、素直に表せず、不本意な態度をとってしまうのです。

そしてそのことは、村人の話題になり、また避けられるようになる、悪循環でした。

 

誰かが、ぽんと肩を叩いていれば、「ゲートボールやらへんけ~」とでも誘っていたら、こんな後味の悪い事件は起こらなかったと思います。

男も、こんな愚かなことをしでかそうなんて、思っちゃいなかったでしょう。

 

犯罪史に残るような事件なのに、私には人間性が見えて仕方がありません。

ただ、悲しいのです。

 

弁護する気持ちはないし、やったことはやったこと、自殺してくれていたらって思っていました。

自分で起こしたことは、自分でけじめつけにゃーね。

 

 

 

最後に・・・・・

人は、ひとりでは生きられない。

孤独は、善人をも犯罪者にする。

 

        Img_9861
               抜け殻も仲良し

 

 

 

 

 



                                               

 

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